本日の診察で、以前から気になっていたけど話す必要は無いだろうと思っていた事を医師に話してみました。
その結果、病名の変更と追加がありました。
以下、診察内容等について書いていきます。
診察内容
今回は対話形式ではなく、私が話したことを並べていきます。
躁鬱、その他の状態について
- 気分、やる気ともに落ちてきている
- ソワソワ感や焦燥感のような症状が出ている
- 以前あった、一人で喋っているという症状が出ている
発達障害について
- 小さい頃から学校の先生の指示を勘違いして、一人だけ違うことをして怒られる事があった(大学院時代まで続いた)
- 他人の話のワカラナイところを問い詰めて、相手に「攻撃されている」と感じさせる事がよくある
- 明示されているルールは理解・把握できているが、職場での暗黙のルールのようなものがわからず、それに反した行動をして指摘されるのが辛い
- 他人に勧められた趣味などに始めは興味を示さないが、一度ハマるとものすごい勢いで追求し勧めてくれた相手を追い抜くということが何度もあった
以上の話に続けて、これまでの流れで医師が感じた病名があったら教えて欲しい、ということをお願いしました。
病名
- 統合失調感情障害
- 広汎性発達障害(PDD)
感想
今日の診察では、今まで気になってはいたけど特に話す必要は無いのではないか、と思っていた発達障害関係の話をしました。
その結果、広汎性発達障害(PDD)という新しい病名が付きました。
これについては新しい病気になったというわけではなく、「私自身こういう人間である」という説明書きが増えた感じに捉えています。
実際、病名が増えたからと言ってPDDの症状が全て現れるなどというわけではなく、私自身は何も変わりません。
SNSに書く自己紹介が増えた程度という感じです。
この話をする前は「ASDという病名が付くのかな?」と思っていたので、PDDと言われて意表を突かれた感はありますが、発達障害の分類について考えてみると大差ない話なのではないかと思います。
薬が増える事もなく、日常は変わりません。
処方内容
PDDには薬が無いため、今回は躁鬱に関しての薬変更となりました。
- イフェクサー 37.5mg(追加)
- ラツーダ 20mg(継続)
- デエビゴ 10mg(継続)
- ビペリデン 6mg(継続)
イフェクサーは抗うつ剤です。SNRIという分類の薬で、気分を上向かせる効果に加えてやる気を出す効果もあります。私のうつはやる気が結構上下するので、気分を上げるSSRIという分類よりこの薬がよく使われます。
ラツーダは抗精神病薬および双極性障害のうつ症状治療薬です。いわゆる抗うつ剤は双極性障害のうつ状態には効きが悪いと言われていますが、ラツーダはそれについての適応がある初めてのお薬になります。また、抗精神病薬の性質などから考えると、躁状態を抑える効果を持っている可能性もあるそうです(現段階で適応は無し)。
デエビゴは睡眠薬です。比較的新しい薬で、依存性・耐性の無さが人気です。私の場合、睡眠継続効果というより入眠作用が目立って感じられます。
ビペリデンは抗パーキンソン薬です。抗精神病薬などの副作用にある「錐体外路症状」という体のこわばりなどに効く薬で、副作用もほとんど感じないため続けて飲んでいます。
まとめ
- 双極性障害から統合失調感情障害に変更、広汎性発達障害(PDD)が追加
- 躁鬱の波が落ちる方向に来ているのでイフェクサー追加。PDDについては薬が無いため、医師から日常生活についてのアドバイスなど有り
- 次回2週間後
長らくお世話になった「双極性障害」さようなら~。
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