双極性障害でメンクリに通っています。
精神科歴は20年、今の精神科(心療内科)には19年お世話になっています。
今回は「ちょっと落ち込んだけど、あとは落ち着いてたかな」という流れでの受診です。
診察風景
医師「お待たせしました。調子はどうでしたか?」
私「落ち込んでまともに喋れなくなったんですけど、原因がハッキリしてたのと1日ぐらいで治まって、あとは落ち着いてました」
医師「あぁ~、そうですか。気分が上がったりはどうでしたか?」
私「それは大丈夫でした」
医師「そうですか。やる気はどうでしたか?」
私「大丈夫でした」
医師「睡眠はどうでしたか?」
私「6時間ぐらい眠れてて、中途覚醒が減ってきました」
医師「食欲は?」
私「食欲も落ち着いてきて、体重増加が治まってます」
医師「そうですか。買い物はどうですか?」
私「すごく治まってます」
医師「お酒はどうですか?」
私「毎週金曜に缶ビール1本です」
医師「うんうん。落ち着いてきましたかね」
私「そうですね」
医師「(前回の)血液検査の結果ですけど」
(血液検査の説明。中性脂肪とグルコースが高かった)
医師「じゃあ落ち着いてるので、薬はそのままで2週間でいいですかね」
私「そうですね」
医師「じゃあ2週間後は25日、あと今日は(エビリファイの)注射を打っていってください」
私「ありがとうございました」
(診察時間、3分5秒)
処方内容
- ラツーダ 20mg(継続)
- デエビゴ 10mg(継続)
- ビペリデン 6mg(継続)
- エビリファイ(注射) 300mg(4週間毎、継続)
ラツーダは抗精神病薬および双極性障害のうつ症状治療薬です。いわゆる抗うつ剤は双極性障害のうつ状態には効きが悪いと言われていますが、ラツーダはそれについての適応がある初めてのお薬になります。また、抗精神病薬の性質などから考えると、躁状態を抑える効果を持っている可能性もあるそうです(現段階で適応は無し)。
デエビゴは睡眠薬です。比較的新しい薬で、依存性・耐性の無さが人気です。私の場合、睡眠持続効果というより入眠作用が目立って感じられます。
ビペリデンは抗パーキンソン薬です。抗精神病薬などの副作用にある「錐体外路症状」という体のこわばりなどに効く薬で、副作用もほとんど感じないため続けて飲んでいます。
エビリファイ(注射)は持続性抗精神病薬です。適応は「統合失調症」「双極Ⅰ型障害における気分エピソードの再発・再燃抑制」となっています。4週間効果が持続するため服薬の手間が省けます。私の場合だと、これを始めてから落ち着きがみられ、上がり具合いがマイルドになったように思います。
まとめ
- 状態が落ち着いているので薬はそのまま
- お酒はもうこのまま行ってもいいのかな
- 次回、2週間後
おまけ ~女性看護師との会話~
エビリファイの注射の際、看護師との会話があったので一部紹介。
看護師「(注射)続けるんですか?」
私「はい(だから打つんですよね)」
看護師「打ってからどうですか?」
私「上がるのが治まった感じですね」
看護師「へぇ~。他の患者さんで、上がった時に無理して掃除しすぎちゃって、その後ガクーンて落ちちゃったっていう人が居ました。先生にダメって言われたのにやっちゃったって」
私「上がってる時って、『調子悪い』にはなるんでしょうけど、『具合悪い』ではないんですよ。気分はいいし物事ははかどるし。鬱の時はまさに『具合悪い』なんですけど」
看護師「なるほど~。気分はいいんですね」
私「気分がいいから具合悪いって思わなくて、先生にも『調子いいです!』って言っちゃったりしますよ」
看護師「へぇ~。でも先生とも長いから、お互い色々わかるんじゃないですか?」
私「もう20年ぐらいお世話になってて」
看護師「そんなになりますか」
私「あと、よっぽど急に上がった時は『上がった!』って思ってすぐ診察の予約入れたりするんですけど」
看護師「ありますね」
私「地味~に上がってる状態が続いて自分でも気づかないうちにお金使っちゃってた、とかいうのも厄介です」
(などなど、以下略)
といった会話を、注射を打ったあと、お尻を出した状態でしておりました。
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