うちのねこは今年の8月で17歳になる♂です。
暗黙のルール的にペット禁止だった我が家で、ひょんなことから飼い始める事になりました。
みなさんに紹介したいと思います。
物置小屋で誕生
17年前の夏、窓を開けっ放しにしていた物置小屋に野良母猫が侵入し、数匹の赤ちゃんを産みました。
発見者(家族)の話によると、産まれていた赤ちゃんたちは大きさがまちまちで一緒に産まれたとは思えないといった感じでした。
(もう悪いことしませんから~(TдT))
とりあえずそのまま様子を見ていると、母猫が一匹ずつ外に連れ出していきました。
しかし、一番小さい赤ちゃん猫だけはなかなか連れていきません。
(夏はフローリングよね~)
物置小屋を開けっ放しにしておくわけにもいかず、その赤ちゃんを段ボール箱にいれて外に置いておきました。
それでも母猫は連れて行きませんでした。
そうしているうちに季節は台風。
箱ごと飛ばされるかもしれないと思い、当時ひとりで家に居た私の独断で部屋に連れてきました。
それが我が家での猫の飼い始めになります。
悪戦苦闘の飼い始め。
連れてきたはいいものの、何をどうしていいかわからず、とりあえずお皿に牛乳を出してあげました。
今思えばそれは全くの無意味で、赤ちゃん猫は自分の舌でペロペロできません。
(冬のポールポジション)
徹夜でネットから情報を仕入れ、ホームセンターに行って猫用粉ミルクを買ってきました。
猫用の哺乳瓶があるとは知らず、お弁当に入れるお魚の形をした醤油入れでミルクを飲ませました。
猫用のミルクは温度が下がると固まりやすく、湯煎を用意して根気強く与えました。
排泄の世話も、濡れたティッシュでトントンしてあげて、なんとかクリアしました。
(ガシュガシュガシュガシュ!)
様子を見ながら離乳食を用意し、便秘になったらお腹をマッサージ。
寒さにも弱いため、みかん箱の中にお湯の入ったペットボトルを入れて置きました。
がんばったかいがあって、すくすくと育ってくれました。
(あ゛~~~~!)
幼少期
本来なら子猫同士で遊び方などを覚えるのでしょうが、うちの猫の遊び相手は私の右手。
引っ掻いたり噛み付いたりして、遊び方を覚えていきました。
(お風呂を覗いて「なんじゃあこりゃぁぁぁ!」)
大きくなるにつれて力が強くなり、咬まれて病院送りにされたのが3回(^o^;)
気がつくと自分でみかん箱に出入りできる大きさになり、階段を上れるようになり、走り回るようになっていました。
(見てますよ(ΦωΦ)フフフ…)
成長に合わせて爪とぎを用意したり、おもちゃを用意してあげました。
一番気に入ってくれたのは魚の形のぬいぐるみ。
家族が留守になるとその魚をくわえて家の中を鳴き歩いていたようです。
(この場所から動かなくなったため文化遺産に認定)
散歩が日課
室内飼いで育てていましたが、時には開いている窓などから脱走するようになりました。
ただ、野良猫と喧嘩をしてしまって大怪我を負うことがありました。
(お願いがあるのですが・・・)
それでも外に出るのを楽しみにしていたようで、どうしようかと考え、あえて外に出る時間を作ってあげました。
ひとりで外に出るとどこに行ったかわからなくなるため、誰か(基本私)がついていってあげる感じで。
(忙しい人に猫の手貸します)
今ではそれが日課になり、家の周りを歩いたり、お隣さんの庭でゴロンゴロンしています。
猫は自分の体を舐めるため、放っておくとお腹に毛玉が詰まってしまいます。
それが溜まらないようにするため、消化できない草を食べて毛玉と草を吐き出します。
家の中で吐かれると片付けが面倒ですが、外で草を食べて外で吐いてくれれば片付けもいらず一石二鳥。
(座椅子も悪くないなぁ)
高齢猫になって
昔は階段を「トトトトッ」と走って下りていた猫が、いつの頃からか「トテン、トテン」とゆっくりしか下りれなくなりました。
そうだよねぇ、人間にしたら80歳ぐらいだもんねぇ。
そして、病院の検査では腎臓が弱っているとのこと。
そこからは餌を腎臓ケアのものに切り替え、ストレス解消のためナデナデするようにしています。
しばらくして獣医に診てもらうと、回復しないはずの腎臓の数値が良くなっているとのこと。
このままの調子で長生きしてほしいものです。
ペットも家族の一員ですからね。
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