双極性障害でメンクリに通っています。
精神科歴は19年、今の精神科(心療内科)には18年お世話になっています。
今回は「上がっちゃって色々ヤバい!」という流れでの緊急受診です。
診察風景
医師「おはようございます。調子はどうですか?」
私「結論から言うと、上がってます。月曜日、朝から上がってる感じがあって人に話しかけたい欲が強かったので気をつけてました。でも、職場で人に話しかけてしまって、その人が怒ってしまいました。私は人に怒られて病気になったので、そこで頭が混乱してどうしたらいいかわからなくなってきたので早退しました。その時は頭がフリーズして、感情の起伏が無くなった感じでした。火曜日になっても状態が変わらなかったので診察の予約をしたんですけど、今は感情の方は治まった感じです」
医師「上がりましたか~。ラツーダが抑えてくれてるとは思いますが、イフェクサーを減らすかカットしましょうか。カットしましょう」
私「そうですね」
医師「あと、レボトミン…(ちょっと言いにくそう)」
私「ぁ、私、ちょうどよく今日から来週の水曜まで休みなので、多少の眠気とかは大丈夫です」
医師「そうでしたか。じゃあレボトミン出しましょう。頓服も出しておきますね」
私「わかりました」
医師「それと、双極性障害の症状の波が激しい人には、エビリファイの注射という方法もあります。4,5週間効いて安定した効果が得られます。こちらでも対応してますので、検討してみてください」
私「わかりました」
医師「他になにかありますか?」
私「あと…、睡眠は2時間位早く目が覚めるようになりました」
医師「なるほど」
私「あと、買い物は今のところ治まってます」
医師「はいはい。では、1週間様子を見ましょうか」
私「はい」
医師「お大事にしてください」
私「ありがとうございました」
(診察時間、5分7秒)
処方内容
- イフェクサー 0mg(カット、前回処方分をあと飲まない事にする)
- ラツーダ 20mg(前回処方分継続)
- デエビゴ 10mg(前回処方分継続)
- ビペリデン 6mg(前回処方分継続)
- レボトミン 15mg+頓服(新規)
ラツーダは抗精神病薬および双極性障害のうつ症状治療薬です。いわゆる抗うつ剤は双極性障害のうつ状態には効きが悪いと言われていますが、ラツーダはそれについての適応がある初めてのお薬になります。また、抗精神病薬の性質などから考えると、躁状態を抑える効果を持っている可能性もあるそうです(現段階で適応は無し)。
デエビゴは睡眠薬です。比較的新しい薬で、依存性・耐性の無さが人気です。私の場合、睡眠継続効果というより入眠作用が目立って感じられます。
ビペリデンは抗パーキンソン薬です。抗精神病薬などの副作用にある「錐体外路症状」という体のこわばりなどに効く薬で、副作用もほとんど感じないため続けて飲んでいます。
レボトミンは精神神経安定剤です。気分の高ぶりや不安など、幅広い症状を抑えてくれます。眠気の副作用がやや気になる印象です。
まとめ
- 躁になったのでイフェクサーカット、レボトミンで様子見
- 診察の最初は脳内で作った定型文を喋りました
- 次回一週間後
おまけ ~薬局での会話~
薬剤師「お待たせしました。レボトミンが出てますね。夕食後に3錠(5mg✕3)と頓服。これは上がって…」
私「そうですね。今出てるイフェクサーもカットになりました」
薬剤師「なるほど~。レボトミン15mgっていうと、これでガツッと抑えようって感じですね」
私「そうなんです。んで、私ちょうどよく今日から来週の水曜まで休みなんで、眠気とか大丈夫なんです」
薬剤師「なるほど!じゃああと、お墓参りとか車の運転気をつけて…」
私「あ、車の運転がありましたね。気をつけます」
薬剤師「はいはい、車も混んでると思うので。じゃあレボトミン…」
私「作用機序がわからないやつ」
薬剤師「まぁ、全般的に抑えてくれる薬ですね」
私「でも売り出したら効いちゃったみたいな」
薬剤師「そうそうそう!wでも効きますからねw」
私「そうですねw」
躁だから相手の喋りを聞き終えないで喋ってしまう。
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